LE PETIT PARISIEN 江戸木箸大 黒 屋 高木神社 『楢山節考』の著者深沢七郎が営んでいた今川焼屋のお店の跡 |
|
LE PETIT PARISIEN・(ル プチ パリジャン) 重厚な書斎!国会図書館にもない本が置いてあり、オーナーは 蔵書票に深い造詣があります。カウンターには300~500年前の 古紙が敷き詰められ、時折みごたえのある芸術家の作品の展示が 開催されています。NHKの美の壺「心をつかむ 本の装丁」 で紹介されました。この場所はかつて小説楢山節考の作者、 深沢七郎さんが夢やという名前の今川焼屋を開いていました。 すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」)2024年5月1日号 住 所 / 東向島2-14-12 電 話 / 03-3612-9961 定休日 / 水~木 曜 |
今 昔 ま ち 話 深沢七郎の夢屋(東京・東向島) 今はユニークな「書斎」に 「楢山節考」で知られる作家、深沢七郎(1914~87年)が一時、東京都墨田区東向島で 今川焼き屋を営んでいたエピソードは有名だ。埼玉県にひらいた「ラブミー農場」が暇 な時期の道楽だったが、「夢屋」と名づけた店は、深沢自身が驚くほど繁盛した。店の あった建物は東武鉄道曳舟駅近くに現存。かつて深沢が立ち働いた1階の一室は、珍しい 古書などが訪れる人を楽しませるユニークな空間に変わっている。今の部屋のあるじは 石川順一さん(34)。本の装丁や、持ち主を示すため、本に貼られた「蔵書票」の研究家だ。 古い時代の装丁や、蔵書票の魅力を伝えたいと、自身の書斎も兼ねるこの部屋を 「ルプチパリジヤン」の名で2014年から公開した。今の日本で蔵書票を目にしたことが ある人は少ないだろう。石川さんによると、欧州発祥の蔵書票は明治期に日本にも伝 わった。しかし日本はハンコ文化の国。本には蔵書印を押す習慣がすでにあり、蔵書票 は普及しなかった。一方欧州では、蔵書票の歴史は15世紀のドイツまでさかのぼる。 当時本は希少で、持つことはステータスでもあった。そこで君主、貴族らが紋章や家訓 を描いた蔵書票を表紙の裏に貼る風習が生まれた。やがて庶民に広がり、版画やリトグラフ の使用もあってデザインが多様化。19世紀には小さな版画として単体で鑑賞されるまでに なったという。このころまでは本の装丁もオーダーメード。読むだけでなく、本棚を飾る インテリアの意味があった。石川さんは十数年前、洋古書店で偶然手にした総皮で装丁さ れた本に魅入られ、「モノとしての本」の研究にのめり込んだ。今は蔵書票の歴史を 「とことん調べる」のが目標だが、簡単な蔵書票を作る一般向けの教室や、深沢に ちなんだイベントを開いたこともある。知人の紹介で入居したこの部屋に、夢屋が あったことは近所の人に教えられて初めて知ったという。文学史に名を残す作家の店 とデジタル時代の異空間のような「書斎」。たたずまいは全く違うが、どちらも本 にゆかりがあるところに不思議な縁を感じる。 (中丸亮夫) |
小 説 家 深 沢 七 郎 の 今川焼屋 『夢 屋』の店舗跡 現在はオープン書斎のル プチ パリジャンになっていま すが、昭和46年から48年頃まで、夢屋という店の名前で 深沢七郎さんが今川焼屋を開いていました。餡がたっぷり 入って大きくて美味しい今川焼だったそうです。 |
演 奏 曲 目
|
江 戸 木 箸 大 黒 屋 江戸木箸など数多くの箸を取り扱っている箸専門店で、 テレビでよく取り上げらています。 夫婦箸、結婚祝い、還暦のお祝いのギフトや五角箸、 七角箸、八角箸、携帯用のマイ箸など大黒屋の職人の 方が心を込めて一本一本手作りで仕上げています。 住 所 / 東向島2-3-6 電 話 / 03-3611-0163 定休日 / 日・祭・第2~3土曜日 営業時間 / 10:00~17:00 |
インタビューを受けられる大黒屋さん |
大きなお箸は横綱大関箸です! |
高 木 神 社 室町時代の創祀と伝えられており、旧寺島新田の鎮守 として尊崇され、古くは第六天社と 呼ばれていました。明治の神仏分離の際、高皇産靈神に 祭神を変更し高木神社と改め正圓寺から分離しました。 住 所 / 押上2-37-9 電 話 / 03-3611-3459 |
〈墨田区登録文化財〉 山 玉 向 島 講 社 の 碑 所在地 墨田区押上二丁目三十七番九号 高木神社 山玉向島講社は、かつて向島地域にあった富士講(富士山を信仰する人々の団体)の一つです。 講印から、江戸時代後期に成立した山玉深川元講から分かれた講と考えられます。講の参会 には講印を配した祭祀具が用いられ、富士山登拝の際には富士吉田の御師「大番城」の屋敷に 宿泊していました。沿革は不明ですが、明治七年(一八七四)と記された祭祀具が伝えられており、 大正期には講員が一00名以上であったと推定されています。本碑は、その山玉向島講社の人々が 明治三十一年(一八九八)九月に建立したものです。本碑には、正面に山玉向島講社の講印が彫刻され、 その中に「廿三夜」と刻まれています。これは、山玉向島講社の人々が参会する日を示すと考えら れます。また、裏面には建立にかかわった世話人十六名の名が居住地別に刻まれ、建立当時の講社 に先達、講元などの役割があり、当時の中心メンバーが須崎、中之郷、寺島の住人で構成されていた ことを示しています。十六名のうち、碑銘彫刻師として知られる三代目宮亀年(元宮為吉)が名を連ね ており、碑刻者と推定されます。世話人の経歴を調べてみると、須崎の人々は墨堤常夜燈 (墨田区登録有形文化財)の奉納、寺島の人々は寺島小学校の創立というように、地域をあげての事業 に関わる有力者層でした。碑に刻まれた須崎、中之郷、寺島の三区域の範囲は、向島地域にあって 大きい部分を占め、山玉向島講社がそれまでの社会生活上のつながりを超えた広がりをもっていた ことが分かります。山玉向島講社は第二次大戦中に活動を停止したと考えられ、その具体的な活動を 知ることは難しくなっています。この向島山玉講社の碑は、近代の墨田区における信仰と、地域の 結びつきの広がりを理解するために欠くことのできない文化財といえます。 平成二十三年二月 墨田区教育委員会 |
珈 琲 家 ONDA (フレンチ料理) 曳舟 手打ち蕎麦 ながやま THE ALL DAY |
珈 琲 家 映画の情報局の雰囲気です! 住 所 / 東向島2-13-7 電 話 / 03-3611-3929 営業時間 / 月~土 6:00~17:00時 日・祝日 8:00~17時 |
曳舟 手打ち蕎麦 な が や ま 驚きの美味しさに歓びいっぱいでした! 蕎麦打ち体験教室が土曜日に開かれています。 落ち着いた雰囲気でくつろげます。 住 所:墨田区東向島2-18-8 定 休 日:日曜 月曜・祝日 電 話:080-7629-7575 営業時間 :11:30~14:00 17:00~20:00 |
THE ALL DAY(ピザ・ワイン他) 家族連れもチラホラとみえ、お店の方々の感じのよさ をベースに料理も美味しく頂きました。 全国から取り寄せるクラフトビールも美味しく、 ソーセージも無添加でお店でつくっているそうです。 住 所 / 東向島2-24-14 電 話 / 03-6657-4576 |
レストラン O n d a フランス料理 、洋食、シチュー 住 所:墨田区東向島2-21-9 電 話:03-6751-9387 定 休 日:月曜日、第二火曜日 営業時間 (平日)ランチ 11:30~14:00 ディナー 17:30~23:00 (日曜)ランチ 11:30~14:00 ディナー 17:30~21:00 |